就労継続支援A型の利用前にチェック!デメリットを知ろう!

さまざまな理由により、一般企業での就労が困難な方がいます。

そんな方でも雇用契約を結びながら働ける障害福祉サービスが、就労継続支援A型です。

雇用契約を結びながら働けるため安定した収入が得られるだけでなく、一般企業への就職へのステップアップとして多くを学ぶことができます。

就労継続支援A型にはメリットが多いと言われていますが、一方でデメリットにも目を向けておく必要があるでしょう。

本記事では、就労継続支援A型のデメリットについて解説します。

利用前に知っておきたい!就労継続支援A型の主なデメリットと注意点

就労継続支援A型は、安定した収入を得られることからメリットが大きな障害福祉サービスです。

しかし、就労継続支援A型の利用前にメリットばかりではなくデメリットや注意点も知っておくべきでしょう。

就労継続支援A型のデメリットについて下記で解説します。

雇用契約があるからこその「責任感」と「勤怠管理」のハードル

就労継続支援A型における最大の特徴は、雇用契約があるといったところです。

雇用契約は最低賃金が保証される一方、従業員としての責任ある行動を求められます。

一般就労よりは福祉的ケアが充実していますが、“今日は気分が乗らない”などその日の気分で自由に働くことはできません。

また、就労継続支援A型の多くは原則として週20時間以上の勤務が求められるため、そのハードルをクリアできる体調管理も必要になります。

一般就労に比べると収入に限界がある(短時間勤務がメイン)

就労継続支援A型は事業所と雇用契約を結べるため、安定した収入を得られます。

一方、事業所の多くは1日最大6時間程度、週3日など短時間・短日勤務であることから、一般就労と比較すると収入は低くならざるを得ないのが実情です。

平均月収は9万円以下、全国平均では7万円から8万円後半といった収入であることは、頭に入れておくべきでしょう。

利用期限はないけれど「ずっと居続ける場所」ではないという側面

就労継続支援A型には、原則として利用期間の制限がありません。

65歳までとされているものの、 65歳の誕生日前日にA型事業所の利用者だった場合は継続可能など、条件を満たせばとくに利用制限がかからないところがメリットです。

しかし、就労継続支援A型はあくまで一般企業への就労の橋渡しとなる障害福祉サービスであり、生涯をかけて従事し続ける場所ではありません。

あくまで一般企業への就職を目的として利用することを理解し、働き続けていく必要があります。

「こんなはずじゃなかった」を防ぐ!自分に合わない事業所の見極め方

就労継続支援A型を利用した後、「こんなはずじゃなかった」と感じてしまうケースも珍しくありません。

ここからは、自分に合わない事業所の見極め方についてまとめます。

仕事内容が単調すぎる?自分のスキルアップに繋がるかを確認しよう

就労継続支援A型での作業には、封入、ラベル貼りなどの軽作業、清掃などが多くあります。

プレッシャーを感じずに自分のペースで働けるメリットがある一方で、作業が単調でやりがいを感じられないケースも多いようです。

一般就労を目指すためにスキルアップしたい、そんな方はまず自分のスキルアップにつながる作業内容か確認が必要になります。

人間関係や職場の雰囲気は?「通い続けること」がストレスになるリスク

就労継続支援A型の事業所には、さまざまな場所があります。

事業所それぞれに特有の雰囲気があり、支援職員との人間関係、利用者の人間関係は必ず出てくるでしょう。

また、一般就労を目指すことが目的であるため高いレベルでの作業を求められるケースもあります。

通うことがストレスになってしまわぬよう、事業所の雰囲気などもしっかりと見極めておきましょう。

サービス管理責任者やスタッフとの相性!相談しやすい環境かどうかの重要性

就労継続支援A型を利用するにあたって、サービス管理責任者やスタッフとのコミュニケーションは必須になります。

まず、自分の状況を理解してくれるのか、相談しやすい雰囲気が醸成されているのか、コミュニケーションを積極的に取れる職場なのか、必ず確認しておきましょう。

相談しにくい、威圧的など、違和感を感じる事業所でないか判断してください。

デメリットをメリットに変える!A型事業所を上手に活用するコツ

就労継続支援A型のデメリットは、そのままデメリットではなく自分にとってのメリットに変えることもできます。

A型事業所を上手に活用するコツを下記で解説しましょう。

今の自分に「週20時間以上の勤務」が適しているかを主治医と相談する

就労継続支援A型では、原則週20時間以上の勤務が求められます。

ポイントは、その週20時間以上の勤務が自分に合っているのか、むしろ週20時間以上の勤務したいと考えているのか検討しましょう。

自分の特性を理解し、主治医と相談しながら決めていってください。

就労選択支援や見学・実習をフル活用して「実際の負担感」を体感する

就労継続支援A型の事業所は、必ず事前に見学することができます。

そのため、就労継続支援A型を利用する前は見学はもちろん、実習も行っておきましょう。

とくに、実際の負担感を体感できれば現場に出ても強いプレッシャーを感じることはありません。

A型を「一般就労へのリハビリ期間」と捉え、期限を決めて目標を持つ

就労継続支援A型は、ずっとい続けられる心地よい場所と捉えるのではなく、一般就労へのリハビリ期間と捉える必要があります。

自分の中で期限を設け、その目標に向けて日々努力するだけで気持ちに変化が起こるでしょう。

もちろん、その目標達成を無理するのではなく自分のペースで進めていくことが大切です。

まとめ

就労継続支援A型は、安定した収入が得られるだけでなく、一般就労へむけたステップアップができる場所です。

一方、良いことばかりではなく人によってはデメリットと捉えられる部分もあるため、メリット・デメリットを両方見た上で利用を検討すべきでしょう。

就労継続支援A型は自分に合っているのか、合っているならどの事業所ならストレスなく従事できるのか、しっかりと吟味した上で利用するようにしてください。

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