就労支援には期間がある?種類による期間の違いや終わったらどうするかを解説!

障害や難病、精神疾患などの方でも働きたい、一般就労を目指したいといった方は就労支援の利用がおすすめです。

一般就労に向けたビジネススキルなどを習得できるだけでなく、種類によっては報酬を得ながら一般就労を目指すことができます。

ただし、注意したいのが就労支援の期間です。

本記事では、就労支援を利用する上で知っておきたい期間についてまとめました。

就労支援の種類と期間を理解した上で、どれを選ぶか検討してみましょう。

就労支援の利用期間は決まっている?

就労支援を利用したいと考えている方の中には、就労支援の期間に不安を抱えている方もいるかもしれません。

就労支援の利用期間は決まっているのか、下記で解説していきましょう。

就労支援には期間のあるものとないものがある

就労支援には、大きく分けて就労移行支援と就労継続支援A型事業所、就労継続支援B型事業所があります。

じつは、これら3つの就労支援には期間が決められているものと、そうでないものがあり、就労移行支援は「原則2年以内」とされ、ほか2つは基本的に制限はありません。

まず、就労支援は種類によって期間が決められているか否かを理解しておきましょう。

なぜ期間が決まっているの?

就労移行には期間が決められている理由として、利用者が早く一般就労を目指すための目標設定といった意味合いがあります。

いつまでも支援を受けられると考えるのではなく、期間を設けることで一般就労へのモチベーションを高めてもらう狙いがあるようです。

また、就労移行支援事業所の制度自体は障害福祉サービスの一環として提供されており、利用期間は原則2年間となっているなど、期間が定められていることも理由になります。

期間は延長できる場合もある

就労支援には期間が決められていますが、期間を延長できる場合もあります。

例えば、就労するために引き続き訓練が必要と判断される、体調不良で事業所に通えなかった期間がある、就職活動中などです。

就労支援を延長する場合、まず就労移行支援事業所の支援員に相談してみてください。

A型・B型・就労移行支援での期間の違い

就労支援には、A型・B型・就労移行支援があります。

ここからは、それぞれの期間の違いについてお伝えしていきましょう。

A型事業所の利用期間は「基本的に制限なし」

雇用主と雇用契約を結び、働きながら一般就労を目指す福祉サービスが、A型事業所です。

A型事業所には、原則期間における制限はありません。

そのため、一般就労が決まった、退職を希望した、雇用主が契約継続が困難と判断した場合以外は、そのまま就労支援を受け続けることが可能となります。

B型事業所はマイペースに長く利用できる

雇用主と雇用契約は結ばず、自分のペースで働ける福祉サービスがB型事業所です。

こちらも利用期間に上限は定められておらず、個人の状況に応じて長く利用することができます。

B型事業所は、自分が作業したいと思ったところで利用できるため、自分の体調などと相談しながらマイペースに利用できるところがメリットと言えるでしょう。

就労移行支援は「原則2年以内」

障害、また難病のある方が一般企業への就職を目指すための福祉サービスが、就労移行支援です。

就労移行支援は、A型事業所やB型事業所と違い、「原則2年以内」という決まりがあります。

上記でお伝えしたように利用者の一般就労へのモチベーションを高めること、就職をゴールとして設定している福祉サービスであること、またサービスの長期化を防ぐといった目的も原則2年とされている理由です。

就労移行支援を利用するのであれば、必ず2年の期間が定められていることを忘れないようにしましょう。

期間が過ぎたらどうなる?安心して続けるために

周路支援の期間が過ぎてしまった場合、どのようになってしまうのでしょうか。

安心して続けるために、そのポイントを下記で解説していきます。

A型・B型ならそのまま継続して利用できる

A型・B型事業所は、原則利用期間が定められていません。

そのため、2年間以上事業所で作業することは可能であり、ご自身が一般就労やステップアップに伴う退所、雇用主側の移行による問題がない限りは、利用が可能となります。

自分のペースを守ったままで利用できるため、長く就労支援を利用したい方はA型・B型の利用を検討してみても良いのではないでしょうか。

就労移行支援の場合は次のステップへ

就労移行支援は、一般就労を目的とした福祉サービスであり、利用期間は原則2年間です。

そのため、2年間ステップアップできなくても利用ができなくなってしまいます。

就労移行支援を利用するのであれば、ステップアップに向けて計画的にスキルアップを目指しましょう。

期間が終わる前にスタッフに次のステップに向けた相談をするなど、ステップアップを目指していくようにしましょう。

自分に合ったペースで“続けられる環境”を選ぼう

就労支援は、自分に合ったペースで利用できる場所を選ぶことが大切です。

長期的に支援を受けたいのであればA型・B型、2年間という期間で一般就労など次へステップアップしたい方は就労支援以降サービスを利用するなど、自分の目的に合った事業所を選べるようにしてみてください。

まとめ

就労支援には、就労移行支援と就労継続支援A型事業所、就労継続支援B型事業所があること、そしてそれぞれ期間に違いがあることを念頭に置いた上で利用するようにしてください。

A型・B型は原則期間が定められていませんが、就労移行支援は原則2年間となります。

就労支援で働きたい、利用したい、そんな方は、自分に合った事業所を選ぶところから始めることがおすすめです。

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