ADHDの大人の特徴は?自分に合った働き方や就労支援の利用について!

近年、大人のADHDが話題になることが増えています。

ADHDとは、不注意と多動性、衝動性といった3つの症状を特徴とする精神疾患のことで、生まれつきの神経発達症群のひとつです。

子どもに多いと言われているイメージですが、大人になってもADHDの症状が継続し、仕事や生活に影響を及ぼすケースもあります。

本記事では、大人のADHDとはなにか、その特徴や働き方についてまとめました。自分が大人のADHDがどうか知りたいという方は、参考にしてください。

大人のADHDの特徴とは?

大人のADHDには、どのような特徴があるのでしょうか。

大人のADHDについて下記で解説します。

集中力が続きにくい・注意が散りやすい

ADHDの症状のひとつに、注意欠如や多動症があります。

集中力が続きにくく、注意散漫となるため目の前の作業に集中できないといった症状が特徴的です。

仕事でのケアレスミスも多く、あちこち考えを巡らせてしまうところも特徴でしょう。

忘れ物やミスが多くなりやすい

ADHDは、脳のワーキングメモリーなどの特性が関連し、ケアレスミスが多くなると考えられています。

とくに細部を見落とす症状が顕著で、忘れ物が多いところも特徴でしょう。

約束を忘れる、リストを作成しても忘れ物を繰り返すケースもあります。

衝動的に行動してしまうことがある

ADHDには、衝動性という特徴があります。

そのため、大人のADHDには物事の優先順位ができない、落ち着いていられない、衝動的な行動や発言をする方が少なくありません。

衝動的な行動による失言も多く、仕事やプライベートでの信頼関係に問題を起こす方もいるようです。

ADHDの大人が仕事で困りやすいこと

ADHDの症状は、仕事に影響を与えることがあります。

ADHDの大人が仕事で困りやすいことを、下記にまとめました。

仕事の優先順位をつけるのが難しい

ADHDの特徴として衝動性があり、やりたいことを優先してしまう傾向があります。

また、ワーキングメモリの不足によりマルチタスクの処理が苦手となること、複雑なことを後回しするなど、優先順位をつけられずに失敗するケースが少なくありません。

スケジュール管理や時間管理が苦手

ADHDは、“管理が苦手”といった特徴があります。

そのため、スケジュールの管理をはじめ、時間管理ができず仕事が効率化できません。

衝動的かつ注意散漫といった特徴もあり、計画通りに物事を進められないところも大人のADHDが抱える悩みのひとつでしょう。

職場の人間関係で誤解されることがある

大人のADHDは衝動的な行動があったり注意散漫だったり、計画性と落ち着きがなかったり、さまざまな特徴があります。

職場でこれらの特徴を出す中で、相手から“付き合いにくい人間”や“攻撃的”、“怠けている”など、誤解されることも珍しくありません。

ADHDの人の特徴を活かせる仕事とは?

ADHDは、その特徴から一般社会での仕事が難しいとイメージされます。

しかし、ADHDの人の特性を活かした仕事も多いため諦める必要はありません。

ADHDの人の特徴を活かせる仕事について下記で解説します。

集中力や発想力を活かせる仕事

ADHDは集中力がないと考えられている一方、興味のある物事については“過集中”できるといった特性があります。

また、発想が豊かで柔軟であるため、デザイナーやライター、広告、クリエイティブ関連の仕事がおすすめです。

また、ITエンジニアや研究者、職人なども過集中・探求心を生かせる仕事なのでADHDの人に向いています。

体を動かしたり変化のある仕事

ADHDはその場でじっとしている仕事が苦手で、同じルーティーンを繰り返す仕事も難しいといわれています。

そのため、スポーツや配送、警備員、調理系、建築系など体を動かす仕事が良いでしょう。

また、マスコミ関連やクリエイティブ、営業など変化と刺激がある仕事だと長続きします。

ADHDの特性とうまく付き合いながら働く方法

大人のADHDに悩んでいる方は、無理に外に合わせるのではなく、自らの特性とうまく付き合いながら働くことが大切です。

ADHDの特性とうまく付き合いながら働く方法を、下記で解説します。

自分の特性を理解することが大切

ADHDの症状で悩んでいる方は、まず自分の特性を知り、理解することから始めましょう。

衝動的なのか、感情の起伏はどうか、集中力、興味関心があることに対してはどうかなど、ADHDである自分の症状を理解した上で行動することが重要です。

環境を工夫すると働きやすくなることも

ADHDが働きやすいと感じる仕事に就くためには、環境を考慮した働き方が重要です。

ADHDであることを周囲が理解してくれる環境なのか、また一人で集中できる環境を作るのかなど、自分が無理なく個性を発揮できる職場・働き方を模索することが重要になります。

就労支援を利用して働き方を見つける方法もある

ADHDの方が自分に合った働き方を見つけるためには、就労支援の利用もひとつの手段でしょう。

就労継続支援は、ADHDなど個人の特性を強みと捉えた環境調整、キャリアデザインを行ってくれる支援機関です。

自己分析から職場の環境調整、働き方のスタイルなど、ADHDに合った働き方を見つけることができます。

ハローワークや地域障害者職業センター、発達障害支援センターなども相談先として活用できるため、興味がある方は利用を検討してみましょう。

まとめ

近年、大人のADHDに悩まされている方が増えています。

大人のADHDは、神経発達症群のひとつと言われていますが、その特性を強みとして捉えることで個性を発揮できるはずです。

ご自身がADHDで自分に合った働き方を見つけたいのであれば、就労支援などの利用から検討してみてはいかがでしょうか。

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