【ご注意！！】熱中症にならないために。そして、なってしまったら？

　利用者の皆さん、いつもお疲れ様です。
　ユニークコパンのわたなべです。

　日に日に気温と湿度が増しており、熱中症になる危険度が上がってきています。

　この記事では、熱中症にならないように自分で出来る自衛手段や、万が一、熱中症になってしまった時に役立ちそうな情報を集めて更新していきますので、困った時の参考にしてみてください。

【熱中症】どんな状態？

　熱中症とは気温や湿度が高い環境で、体温の調整機能がうまく働かなくなり、体に熱がこもった結果、めまいやだるさなど様々な症状が発生する健康障害の総称です。

主な症状の例

• Ⅰ度（応急処置と見守り）
  • めまい
  • 立ちくらみ
  • 生あくび
  • 大量の汗
  • 筋肉痛
  • こむら返り（筋肉の硬直）
• Ⅱ度（医療機関へ）
  • 頭痛
  • 嘔吐・吐き気
  • 倦怠感
  • 虚脱感
  • ふらつき
  • 顔面蒼白
  • 早くて弱い脈拍
  • 言動が不自然
  • 集中力低下
  • 判断力低下
  • 呼びかけ・刺激への反応低下
• Ⅲ度（入院加療）
  • 中枢神経症状（3つのうちのいずれか）
    • 意識障害
    • 小脳症状
    • けいれん発作
  • 肝・腎機能障害
  • 血液凝固異常

段階ごとの治療

• Ⅰ度（応急処置と見守り）
  • 涼しい場所で安静にする
  • 体を冷やす。（首、わき、足の付け根）
  • 水分・塩分の補給
• Ⅱ度（医療機関へ）
  • Ⅰ度の症状に改善が見られなければ、すぐ病院へ搬送。
  • 周囲の人が判断
• Ⅲ度（入院加療）
  • 即、病院へ！

【熱中症】3つの要因

からだ

• 年齢・体形
  • 高齢者や乳幼児
  • 肥満の方
• 疾病・持病
  • 糖尿病
  • 精神疾患
• 体調
  • 栄養不足
  • 下痢
  • 脱水状態
  • 二日酔い
  • 寝不足　など

行動

• 激しい運動
• 慣れない運動
• 長時間の屋外作業
• 水分補給が出来ていない状況

環境

• 屋外
  • 気温が高い。
  • 湿度が高い。
  • 風が弱い。
  • 日差しが強い。
  • 急に暑くなった日
  • 熱波の襲来。
• 建物・部屋の中
  • 閉め切った屋内
  • エアコンが無い部屋

【熱中症】予防・対策

自分でできる予防の例

• 水分・塩分補給
  • 喉の渇きを感じる前に水分を取る。
  • 細かく時間（15分感覚など）を決めて、水分・塩分を取る。
• 体に熱をためない。
  • 涼しい服装・着込まない。
  • 日陰に入る。
  • 日傘や帽子を使用。
• 暑さに順応していく。
  • 無理せず徐々に体を暑さに慣らしていく。
  • 睡眠をしっかりと取る。
  • 食事もバランスよく食べる。
  • 体調が悪い時は、特に注意！

警戒情報・熱中症警戒アラート

　環境省より、熱中症への特別警戒情報（熱中症特別警戒アラート）・熱中症警戒情報（熱中症警戒アラート）が発表されています。

　事前に情報を確認した上で予防や対策をしましょう。

【熱中症】あれ？体調がおかしいぞ？と感じたら。

出勤前や帰宅後

1. 【出勤前の場合】会社 or その日の現場のスタッフへ連絡。
   【帰宅後の場合】次へ。
2. 段階（Ⅰ～Ⅲ度）に合わせた治療。
3. 【8:00～17:00】会社 or その日の現場のスタッフへ診断結果を報告。指示をあおぐ。
   【営業時間外】LINEなど出来れば、メッセージで報告。返答を待つ。

勤務中の場合

1. すぐにスタッフに報告。
2. 指示を仰いでください。

夜間や休日の場合

　応急的な治療をしてくれる診療所として「高槻島本夜間休日応急診療所（三島救急）」があります。

　夜間や休日など、かかりつけの病院に行けずに困ったら、頼ってみてください。

• 高槻島本夜間休日応急診療所
  • 住所：高槻市八丁西町1-10
  • 電話：072-683-9999