【障がいと働き方】どこまで伝える?障がいへの配慮度で知る4つの働き方

障がいや就労支援のあれこれ

おはようございます!
こんにちは!
こんばんわ!
ユニークブログ担当のワタナベです。
(/・ω・)/

 今回は利用者さん作成の記事✨️テーマは、【障がいと働き方】についてです。
今は障がいへの配慮の度合いによって様々な働き方があり、自分にあった働き方を選ぶことで、長く勤め続けることができます。

どこまで伝えるかによって、できる配慮は変わってくる。

 まずは、障がいを持つ方の働き方の特徴として、“障がいを会社に伝える(公開する)か?”が1つ目の分岐点となります。

 それぞれ、こんな感じ。

  • 障がいを会社に伝える。  = “オープン就労
  • 会社の一部の人に伝える。 = “セミオープン就労
  • 障がいを会社に伝えない。 = “クローズ就労

 ここからはそれぞれの働き方のメリット・デメリットやこんな働き方(雇用形態)があるよ。という解説をしていきます。

【配慮:★☆☆】クローズ就労

 1つ目は、「クローズ就労」!
会社に“自分の障がいを伝えない働き方”です。

 雇用先に自分の障がいを伝えずに勤務していくので、障がいの有無に関係なく扱われます。

 メリットとデメリットは以下のポイントがあげられます。

クローズ就労のメリット

  • 障がい者求人よりも、一般求人の方が求人数が多い。
  • 障がい者雇用よりも、高い賃金が得られる。

クローズ就労のデメリット

  • 障がいへの配慮は期待できない。
    (そもそも、伝えていない為)
  • 定期的な通院などの調整が難しい。

 具体的な就労形態としては

  • 一般雇用枠での雇用
  • 在宅ワーク(内職など)

などがあります。

ここからは、クローズ就労の就労形態について解説していきます。

一般雇用枠

 一般雇用枠とは、障がいのある事を伝えずに企業や公的機関と労働・雇用契約を結んで働く、就労形態。いわゆる「普通の求人」と言われるものです。

一般雇用枠のメリット

  • 障がい者雇用枠などと比較すると求人数が多い。
  • 賃金が多くもらえる求人もある。

一般雇用枠のデメリット

  • 仕事をする上で、障がいへの理解と配慮が得られない可能性が高い。
    (障がいのある・なし、関係なく扱われる。)

在宅ワーク

 在宅ワークとは、出社せずに自宅で働く勤務形態です。
例えば、内職やデータ入力などが当てはまります。

在宅ワークのメリット

  • 通勤がない。
  • 時間を自分の都合でコントロールしやすい。
  • 仕事上で他者と関わること頻度が少ない。

在宅ワークのデメリット

  • 仕事とプライベートの切り替えが難しい。
  • 仕事時間や仕事量の自己管理力が求められる。

【配慮:★★☆】セミオープン就労

セミオープン就労とは、上司や必要な人にだけ障がいのある事を伝えて、他の一般社員には伝えずに働く事です。

セミオープン就労のメリット

  • クローズよりも働きやすく給料も高い。
  • 業務や通院に関して配慮を受けられる。

セミオープン就労のデメリット

  • セミオープン企業を受け入れている企業が少ない。

【配慮:★★★】オープン就労

障がい者雇用枠

障害者雇用とは、障がいのある方、ひとり一人の能力、特性に配慮して雇用を促進する制度です。

障害者雇用のメリット

  • 障がい者雇用の方が、一般雇用枠より就職しやすい。
  • 障害がいがある事を伝えているので周りからの理解が得られて働きやすい。

障害者雇用のデメリット

  • 障がい者雇用の求人が、一般雇用に比べて少ない。
  • 障がい者手帳を持っていないと利用できない。

特例子会社

特例子会社とは、障害者の雇用を促進・安定を図るために、障害者の雇用において特別の配慮をする子会社です。

特例子会社のメリット

  • 障がい者が、はたらきやすい職場環境が整っている。
  • 社内に相談員や専門の担当者が駐在

特例子会社のデメリット

  • 障がいの特性に合わせて仕事を任されているのでスキルアップが難しい。
  • 一般企業の障がい者雇用と比較して給与が劣ることがある。

就労継続支援(A型・B型)

 給料や工賃を受け取りながら働く力を付けていく訓練ができる福祉サービスです。

賃金体系によりA型、B型の違いがあります。

ちなみに弊社、ユニークは“就労継続支援A型事業所”なので、時給を受け取りながら、仕事の訓練を受けることができます。

【配慮:☆☆☆】個人事業主・フリーランス

フリーランスとは、企業などに所属せずに個人として仕事を請け負う働き方です。

フリーランスのメリット

  • 自分で好きな仕事が選べる。
  • 仕事をやればやるほど収入が得られる。
  • 自分で自由に時間の使い方を決められる。

フリーランスのデメリット

  • 安定した収入が得られない。
  • 確定申告など、お金関連の事務作業がめんどう。

【まとめ】あなたがやりがいを持てる働き方がいい。

障がいのある方が仕事を探す上で、いろんな選択肢がありますが、まずは自分の障がいの特性に合った仕事を見つけることが大切だと思います。何がしたいのか、何ができるのか、自分の得意な事、不得意な事を自分で考えて知ることで選択肢が絞れて仕事も探しやすくなるのではないでしょうか。

一般雇用枠、障がい者雇用枠にとらわれずに仕事を探すのも良いと思いますし、はたらく事に自信が無い方は就労継続支援で訓練を受けながら働く力を付けていくのも良いと思います。

あなたがやりがいを持てる働き方を見つけましょう!!

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 ユニーク・ユニークコパンは、就労訓練をしながら、お給料を受け取れる【就労継続支援A型】の事業所です。

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